こんにちは。SAYAKAです!
突然ですが、、、想像してみてください。
今のお仕事を10年後、20年後、さらに30年後も続けていますか?
今は、「人生100年時代」とも言われています。
これは、100歳まで生きるのが当たり前になる時代のことです。
長生きするということは、
それだけ、お金がかかります。
これまでのような、人生のモデルでは
通用しなくなりつつあることを、気づいている方も多いと思います。
もし、今の仕事を60歳を超えた後も続ける事ができないなぁ。と
感じていたら、これからお話しする
お金を稼ぐシステムの差について、ぜひ知っていただきたいと思います。
今回は、私自身が「働き方」について考えるきっかけとなった
「収入の質の違い」についてお話ししようと思います。
「働き方」を考えるきっかけ
私は、大学卒業後、大好きな旅行関係のお仕事をしていました。
自分を頼ってくれるお客様がいて、それに答える毎日、
達成感とやりがいも感じていました。
ところが、平日は家と会社の往復。休日は、休息で終わってしまう。
自分の時間がほぼ持てないこと
仕事量や責任の重さに対して、給料が見合ってないなぁと、
心のどこかで
モヤモヤを感じていました。
これから先の人生を考えた時、
このまま10年、20年、さらに30年を同じように過ごすことだけは嫌
だと思っていました。
そんな時、5年間続けた旅行会社を退職する日がやってきました。
会社と家の往復だった日々から一転、生活がガラリと変わりました。
社会から切り離された喪失感で精神的にも経済的にも自分の無力さを感じる日々
「時間」と「場所」に縛られず、自立した経済力を持ちたい。
自分が頑張った分だけ、報われる働き方をしたい。
そんな時に、出会った経営者の方に教えていただいた
「収入の差はシステムの差」のお話しが、衝撃で目から鱗でした!
世の中にある「働き方」は4種類
キャッシュフロークワドラント、または、ESBIという言葉を聞いたことはありますか?
ロバート・キヨサキ氏著書の
『金持ち父さん貧乏父さん』のお金の法則の基本となる考え方です。
クワドラントでは、世の中にある働き方を”収入の質”で4つに分類ししています。
E:Employee(従業員)
S:Self employee(自営業者)
B:Business owner(ビジネスオーナー)
I:Investor(投資家)
図にすると下記のようになります。
左側のE・Sクワドラントは、
自分が働いた分だけ収入を得ることが出来ます。
しかし、見方を変えると自分が働かないと収入が得られません。
つまり、病気やケガなどで働けなくなってしまうと、
どれだけ多くの収入を得ていたとしても、収入が止まってしまいます。
一方、右側のB・Iクワドラントは、
自分が働かなくても収入を得ることが出来るシステムを所有しています。
つまり、病気やケガ、または旅行などで働いていなくても、収入が止まることはありません。
左側と右側のクワドラントの違いや”収入の質”について
なんとなく、理解できましたでしょうか。
実は、世の中の9割の人が、
左側のクワドラントで収入を得ているそうです。
つまり、世の中の富の10%を、EまたはSの9割の人たちで分けあっていて
残りの富の90%を、BまたはIの1割の人たちで所有してると言われています。
これはほんの一部であり、
それぞれの行動の仕方や考え方は大きく違います。
もしあなたが、
・クワドラントを変えたい
・収入だけでなく、自分の時間も欲しい
と感じているのならば、この先もぜひ読んでみてください。
必ずあなたの収入の柱について考える参考になると思います。
それぞれ、どのような物の見方、考え方、行動の仕方をしているのか
下記の図は、それぞれのクワドラントの特徴について
まとめた図です。
詳しくお話ししていきますね。
E: Employee(従業員)
国や組織、会社に所属し、そこで働くことによって
給料という形で収入を得ている方が分類されます。
自分の労働力と時間を対価として
収入を得ているので、
雇用主との契約により必ず時間を拘束されます。
収入を増やすには
残業等、労働時間を増やさなくてはなりません。
労働時間に限界があるので収入に限界があります。
主な職業:
・会社員
・公務員
・アルバイトなど
Eクワドラントの特徴
・働いた分だけ、収入がもらえる
・もらえる収入には限界がある
・収入を自分でコントロールすることが出来ない
働く時間を増やす以外の方法で、給料をコントロールすることが出来ません。
「安定」や「保証」を重視しています。
契約社員よりは正社員、
また、福利厚生が充実した会社に就職する事を望みます。
親や学校からは「いい成績をとって、いい学校にいって、いい会社に入って定年まで働く事」が正しい道だと教わっています。
なので、その道が正しいと信じ込んでいます。
[考え方]
・不確実な状態を嫌い、リスクを取ることも嫌い
・夢や理想よりも安心で安全な安定を好む
・良い成績を取り、良い大学に行って、良い会社に入ることが理想
[行動]
・お金が余ったら貯金。投資ではなく貯金で老後資金を作ろうとする
・友人や同僚に嫌われないよう、中立的な立場をとる
・生活水準を高めたい願望はあるが、リスクが伴うのであれば挑戦はしない
・いろいろ考えるが、結果的にいつも現状維持という結論にいたる
S: Self Employee(自営業者)
収入を生む仕組みを自分が中心となって動かすことで、
収入を得ている方が分類されます。
従業員として覚えた仕事を生かして
独立するパターンが多いです。
従業員と同様に
自分の労働力と時間を対価として収入を得ています。
投入した労働力に応じて収入が増えますが、
病気等で仕事を休むとたちまち収入がゼロとなります。
従業員と異なるのは、
人生の主導権を自分が所有している点です。
主な職業:
・医師
・弁護士
・会計士
・フリーランス
・中小企業の社長(Small-business-owner)
・プロスポーツ選手(Specialist)など
Sクワドラントの特徴
・労働に対する対価(収入)を自分で決められる
・自分が働かないとすぐに収入が止まってしまう
・収入が安定しない
自身が仕組みの中心にいることで、
どれくらいの収入が得られるかは自分で決めることが出来ます。
しかし、その仕組みを回すことができなくなった時に、
収入が止まってしまうのが最大の特徴です。
自営業者は何でも自分一人で出来てしまうとても優秀な人が多いので、
人になかなか任せられません。
なので、自分のやり方が正しい。と思い込んでいる人が多いです。
[考え方]
・人に使われるのが嫌いで、自分のやりたいことをしたい
・お金のない状態を恐れると、自分自身で何とかしようとする
・自分で行うのが最も効率良く、質も良い
[行動]
・他人に任せることを嫌い、自分でなんでもやりたがる(完璧主義者)
・人を頼らず、可能な限り自分でやってしまう
・部下を増やす時、ハードルを高く設定してしまいなかなか良い人材に巡り会えない
B: Business Owner(ビジネスオーナー)
収入を生む仕組み自体を所有している方が分類されます。
その仕組みは所有しているだけで、仕組みを動かしてはいません。
実際に仕組みを動かしている人はEやSの人たちです。
例えば、飲食店のオーナー等、
最初に出資してビジネスの基盤を作り、
従業員を雇って店を運営させる事で収入を得る仕組みを所有できます。
基本的に現場で働かないので
労働力や時間に制約がありません。
主な職業:
・ビジネスオーナー
・家賃収入で生活をしている不動産投資家
・歌や本を書いて、印税で生活している方など
Bクワドラントの特徴
・収入をコントロールすることが出来る
・収入を生む仕組みが安定したら、自分がその場にいなくても収入が入り続ける
・理想のライフスタイルが実現できる
つまり、時間という面でも自由に過ごすことが出来るので、
あなたが「やりたい」と思ったことが全て実現できる、
理想のライフスタイルが手に入ります。
ビジネスオーナーは自営業者とは真逆で、
自分より上手く出来る人を集め、他人に任せ、
自分がやらなくても良いと思っています。
仕事の安定ではなく、経済的・時間的自由を得る事を大事にしているので、
常に自力ではなく、他力を使って自動化させる事を考えています。
また、他人を巻き込みレバレッジを効かせる事を意識しているので、
リーダーシップ力を磨き、教育に力を入れています。
[考え方]
・お金よりも重要な事(家族と過ごす時間、慈善活動、等)が人生にはある
・お金のために一生働き続けるなんて嫌だ
・お金を稼ぐために自分が働いていては、いつまでたっても自由になれない
[行動]
・お金を稼ぐために自分が働くのではなく、今持っているお金をどう使うか(働かせるか)を考え実行する
・いかに自力を使わず収入を生み出す他力システムを作るか考える
・将来、自分に利益をもたらすものに全力で投資する(部下の教育、システムの開発費)
・自分より上手く出来る人がいれば、自分でやらずに任せる
I: Investor(投資家)
お金がお金を稼いでくれるシステムを持つ方 が分類されます。
投資家もビジネスオーナーと同じく、
自由な時間を持ち、
人生の主導権を自分が所有しています。
Iクワドラントの特徴
・投資にかけられる金額の規模が違う
・負けを見越した投資が出来ること
投資家はお金を運用する事でお金を生み出す事が出来るため、
経済的・時間的な自由を得られるようになります。
BとIの共通しているところは「他力」を使うという事です。
[考え方]
・投資は危険ではない。コントロールのできない投資が危険なだけ
・何かに投資をする前に、自己投資を怠らない
[行動]
・基本的に投資をベースにものを考える
極端な例を言えば、「Aさんとの食事にお金や時間を投資することでどんなリターンが得られるか」ということを考える
・負債ではなく、資産に投資をする
最後に
ここまで読んでいただきありがとうございます。
どの「働き方」が良い・悪いではなく
これを知っていただくことによって【考え方と努力の方向性】が
劇的に変わることと思います。
働き方によって、収入だけでなく、一番大切な時間の自由が変わってきます。
収入の柱は、いくつ持っていてもいいのです!!
今回お伝えしたESBIを理解していただく事で
今の自分の立ち位置はどこなのか。
そして、どこへ向かっていきたいのか。
を考えるきっかけになっていただけたら嬉しいです。
一度の人生です。
時間とお金の自由を得て、心身ともに豊な生き方をしていきましょう。
Wealth is not just having a lot of money, it is about having options.
Living life with option = FREEDOM
-Chris Rock豊さとは、たくさんのお金を所有する事ではなく、選択肢を持つことだ。
選択肢を持って生きること = 自由
-クリス ロック
SAYAKA